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2018年 12月 18日 【連載企画!!】早稲田大学物語 第2話
中1~2
当時、僕はS台フロンティアjrという予備校に通っていました。年間50万近い授業料を払ってもらっているにもかかわらず、僕はこれっぽちも勉強しませんでした。授業もグーグー寝ていました。中学で、サッカー部に入っていた僕は、サッカーするか、寝るかというニート同然の人生を送っていたわけです。当然、親は勉強しろと怒ります。50万の授業料を無駄にされればなおさらです。毎日ように「お前なんかのために大切なお金を使うんじゃなかった。」と言われました。
そのたびに、親への申し訳なさと、自分が無価値と言われたかのような思いで、胸が締め付けられましたが、ダメな人間は、とことんダメななもので、僕が勉強をすることはありませんでした。どうしても目の前にゲームがあればやってしまい、ベッドがあれば寝てしまいました。
ゲームをしたり、ベッドで横になっているとき、心はずっと曇っていました。ダメだダメだとは思っているからです。でもやめられない。自己嫌悪が日を追うごとに地層のように分厚くなっていきました。
勉強をしないので、成績は公立中学校でしたが、下から数えた方が早かったです。というか人生で勉強に関して、上から数えた方が早いことなど、その時は、ほとんどありませんでした。期末テストで13点を取ったこともありました。普通なら絶望するでしょうが、なにぶんサッカーか、寝るか、ゲームで脳細胞がほとんど死滅している状態です。自分より点数が低いやつがいると聞き、安心してしまうというアホさでした。
中学三年生の春。とうとう僕は予備校をやめさせられました。
…つづく