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2019年 2月 16日 二次試験が待ち構えている皆さんへのメッセージ
お久しぶりです。
担任助手3年の横山真也です!
今回は二次試験直前の皆さんにメッセージを送りたいと思います。少しでも皆さんの励みになればと思います。
まず、僕の話をすると、勉強だけの生活になったのは高3の9月からでした。(夏休みの最後まで部活をやっていました。)
引退する日までも努力し続けていましたが、その後はさらに気を引きしめて取り組んでいきました。
ただでさえ時間がないのに点数はなかなか思ったように伸びないのにも関わらず、周りの点数が伸びはじめていて常に焦りと隣り合わせでした。ただ、その中でも自分を見失わず常に伸ばすための努力はし続けたし、最後の最後では自分が絶対勝つと信じて頑張っていました。
もしかしたら、”受験だけ”なら順調に伸ばしてぎりぎりではなく、もう少し余裕を持って勉強できたかもしれません。
”受験だけ”とはどういう意味か?
詳しくは書きませんが僕は12月に親族を亡くしました。
その人は僕にとってとても大事な人であるのはもちろんのこと、僕の受験の結果を一番楽しみにしてくれていた人でした。
その後、急に力が抜けて校舎に来ることもできなくなりました。自分で部活を9月まで続けることを選択して、責任も自分にあるのにもかかわらず……。
立ち直ることは難しかったです。
センター一週間前になって担任の人に「とりあえず来い。」と言われ面談をしていただきました。
その時に言われた言葉が「今のお前ほど苦しんでいる人間はいないかもしれない。でも今を乗り越えたらどこの誰よりも成長するよ。亡くなられたご親族もそれを望んでいるわけではないと思うしさ…。最後までやってみよ?」
その言葉で少しですが立ち直ることができました。
そして受験直前まで何とかもがいて点数を戻すことくらいはできました。
結果として、僕は第一志望群の大学に行くことできました。もちろんうれしかったですが、それ以上に今までの自分の環境に対する感謝が大きかったです。
さて、一連の出来事を振り返ってみて思う事がありました。
それは当たり前のように隣で過ごしてきた人が急にいなくなることほど苦しい事はないということ。
そして同時に自分の頑張っている姿を見てくれている人が近くにいてくれていることがいかに幸せなことかも知りました。
ここで皆さんに伝えたいことは”感謝”の気持ちを持ち続けることの大切さです。
皆さんにとって、当たり前のことかもしれません。しかし、受験をできること、勉強できること、その環境に自分がいることが出来るということ、当たり前の事では無いと思いますよ?
受験が終わったらまず、一番近くで支えてくれた人に「ありがとう」を伝えて下さい。
残りの時間、感謝の気持ちを常に忘れず、頑張ってください。
最後に勝つのは常に感謝の気持ちを忘れない人。僕はそう思います。
そして、皆さんは決して一人ではない、それだけは忘れないでください。
それでは良い報告をお待ちしています。
担任助手 横山真也