ブログ
2019年 8月 25日 8月の模試を終えて
こんにちは!担任助手の深谷です。
久しぶりの登場ですが、よろしくお願いします。
さて、8月も終盤にきていますね。「夏休みは受験の天王山」なんてことがよく言われていますが、みなさんはどれだけ勉強することができたでしょうか。
今日、8月25日は第3回センター試験本番レベル模試です。
この模試の位置付けをみなさんはどう捉えているでしょうか。順当にいけば『インプット学習期間を終えた初めての模試』になります。夏休みまでにこれから戦うために必要な知識を蓄えるのはこれまで、という認識になります。ここからはそれを“磨く”時期になっていくと思います。
しかし、今まで順当にいっていない人や成績が悪く、学習計画を再度見直さなければならない人もいると思います。落ち込んでしまうことはもちろん理解できますが、学習の方向性を改める絶好の機会でもあります。
模試の帳票がその材料になります。苦手な分野をどの教材を使って攻略するのか、どの時期にどの分野をいつまでに伸ばすのかなど課題を発見しましょう。
模試成績帳票の表紙に書いてある三角形のサイクルをみなさんご存知でしょうか。あの三角形のサイクルが極めて重要になってきます。
See(分析) → Plan(計画) → Do(実行)
これが模試を最大限に活かすための勉強サイクルになります。模試が終わり、成績帳票が返却されたらまず“See(分析)”に注力しましょう。そこで自身の学習状況を判断していきましょう。このサイクルを自分でできるようになるとスムーズに受験勉強を進められると思います。
もう一つ、模試を終えて重要なことが“精神面”にあります。
夏休み猛烈に勉強をした結果、伸びたと感じる人、あまり満足いかなかった人がいると思います。今日はあまり満足いかなかった人にフォーカスした話をします。
もちろん、伸びたと感じ、満足している人はどんどん継続していってください。
さて、夏休みしっかり勉強したにもかかわらず満足しなかった人の落ち込んでしまう気持ちは十分に理解できます。ただ、一喜一憂している暇はありません。
重要なのは「粛々と勉強をし続けること」です。ブレずに勉強をしましょう。なかなか難しいことではあるのですが、結局のところ勉強し続けるしかありません。もちろん闇雲に手を付けていても意味がないので学習計画を立てているわけですが、学習計画を立てた上で粛々と勉強しましょう、ということです。
私が受験生であるとき、東進から帰宅し、たまたまスノーボードの選手にインタビューしている映像を目にしました。その選手は猛烈に練習したにもかかわらず、タイム計測でさほど伸びないときがあるそうです。そのような時にどういう気持ちでモチベーションを維持し続ければいいのか問われるとその選手は答えました。
「開き直る勇気を持つこと」
このように答えていました。これには受験生である当時、非常に感銘を受けました。現に今でも覚えているインタビューですから本当に大事だなと思っています。
「開き直る勇気」というのは、「練習(勉強)して伸びなかったが、続ければこれから伸びるだろう」といったことを思うことだそうです。実際私も、「勉強していたし伸びるのはまだなんだろうな」と思ってただただ勉強し続けるだけでした。
逆に模試の成績が悪く、そこでモチベーションが下がって勉強に身が入らなくて・・・という状況に陥ってしまう人がいますがどれだけ不利な状況になるか考えてみてください。
このような『心のマネジメント』というのは非常に難しいことでありますが、これをできるようになるとこれからもストレスが少なく勉強できると思います。
もし、そういうことが苦手だと感じている人がいましたら是非、我々スタッフに話してみたり聞いてみたりしてください。心の拠り所をどこに置くのかは自由ですが、スタッフも一つの選択肢です。
今日は模試を終えてこれからどうすればよいかを“行動面”と“精神面”に分けて書かせてもらいました。少しでも参考になればと思います。
これから秋に入ってますます切羽詰まってくると思いますが、“粛々と”進めていきましょう。
明日のブログは田川先生です!お楽しみに!!!